海外に可能性を求めて
グローバル化が叫ばれますが、海外で働きたいと思っている日本人の人は意外と少ないようです。
その理由の一つに言語面の不安があるようです。
また、異国の地で働くことに不安を感じるようです。
確かに日本人の英語力は高くありません。
世界的に見てコミュニケーション能力に欠けると言えます。
しかし、言語は道具ですから、使う環境に置かれて使えばそれなりにモノになるものです。
ですから、問題としてはメンタル面の方が大きいように思えます。
世界の工場と言われた中国も人件費が高騰して、多くの企業が生産拠点を東南アジアの国に移しています。
例えば、カンボジアで労働者の平均的な月収はまだ一万円くらいです。
中国ではその金額では人は集まりません。
地域によってばらつきはありますが、日本円で三万から五万円はかかります。
そんなカンボジアもGDPの成長率が7パーセントを超え、成長が著しい国となっています。
そのように世界の企業が様々な形で東南アジアに投資をしていますので、可能性を信じて転職する人も少なくありません。
場合によっては日本に比べて給料は減るかもしれませんが、現地の生活費は安いので生活が苦しくなるということはまずありません。
しかし、成長著しく、競争も激しくなっているので決断力やスピードが求められます。
また、組織の中で出来上がった仕事をこなしているだけの人には大きな変化かもしれません。
それでもやりがいはあるでしょう。
また、変化が大きいため将来が予想できないのも面白いかもしれません。