天職を探して

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もうこれ以上したくないと何度思ったか分かりません。
羽毛布団のセールスは思った以上に大変です。
大体セールスという仕事自体が人々に受け入れらないことをまず予期させます。
転職に転職を重ねて今にいたっています。
有名メーカーの布団であってもこう不景気が続くと財布の紐はますますゆるくなっています。
こんなことならいっそ医療事務のような室内の仕事がいいのではないかと思います。
大抵の人はセールスというのは断る物だとおもっています。
しかし中には暇な人や本当に関心のある人もいて話を聞いてくれる人がいます。
またセールスでなんでも買う人もいます。
布団を買い換えるというのは非常に長いサイクルです。
散髪のように一ヶ月に一度切らないとヘンというのではありません。
何年もあるいは何十年も使ってから買い換えるのではないでしょうか。
買いかえない人もいます。
布団の打ち直しというのをする人がいるのです。
また今はインターネットでなんでも買うことができます。
しかし実物を見てみないとどんな品質のものかわかりません。
テレビショッピングもそうです。
安い布団セットがたくさんでまわっています。
なにもかもセットになっています。
どうしてここまでコストパフォーマンスができるのか不思議なほど安い値段です。
もしかしてペラペラの紙のような布団なのではないかと疑いたくなります。
こんどこそは楽な仕事に転職したいものです。
そしていつかは天職にめぐりあいたいです。