畑を変えて

歳をとっても働く

畑を変えて 60歳と聞くと若い頃は年配者だと思いました。
しかし、実際のところ60歳はまだまだ若いと言えます。
体も元気で仕事が出来るという人は少なくありません。
経済的な事情で働き続けなければいけない人も増えています。
日本の企業では60歳定年でそれ以後も働きたい場合は給料が大幅に減るのが一般的です。
会社に残って自分の経験を生かしたいと思う思いもあると思いますが、給料が激減してしまうためモチベーションを保つのが難しくなるケースも少なくありません。
アメリカは定年制がなく、自分で退職を決めることが出来るようですが、アメリカは経済的な理由から働き続ける人が増えているようです。
国は違いますが、抱える問題は同じなような気がします。
歳をとってからの転職は大変です。
以前の肩書が役に立ちません。
人事部で働いていたと言っても人事部の制度をつくったという人はほとんどいません。
出来上がった企業の中で働いていた人が自分の能力を過剰評価してしまうこともあります。
歳をとっても出来る仕事として清掃会社が人気のようですが、それでも勉強が必要です。
新しい仕事を覚えるには謙遜さが必要です。
以前の肩書で見てくれる人はいません。
一従業員として働く必要があります。
人に頭を下げたり、教えてもらったりする事にも慣れる必要があるでしょう。
確かに雇用を取り巻く環境は厳しくなっています。
ローンを抱えていたら大変です。
家族で対処していく必要があるでしょう。

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